Quiet Place

感情を取り戻すためのリハビリ

いろいろおわった

数日前に面接があった。
技術職で、職場環境がとてもよく、働いている人達もみんな優秀そうだった。こんな自分なんかが面接を受けていいのかと思うほど、整っていた会社だった。
もちろん一生懸命準備した。あまり時間はなかったけど、自分なりに頑張ったつもりだった。ただ、直前まで志望動機がまとまらなかった。会社に着く直前まで必死に考えて、なんとか志望動機は答えた。でも最後の質問の時に、この仕事に興味があるかと問われて、僕は何も言えなくなってしまった。
すごくいい会社だと思ったし、社員の人たちがキラキラして見えたし、ものづくりに対する情熱を感じた。素直にこの会社で働きたいと思った。そう思ったはずなのに、この問いに全く答えられなかった。僕はこの会社で作っているものに興味がなかった。

1年以上休職した後、去年の6月末に仕事を辞めて、最悪でも今年の4月までには次の仕事を決めようと思って動いてきた。休職していたことや、適応障害だったことを伝えると、書類選考の段階で落ちた。だから、こういうことを伝えなかったり、書類選考がなく、面接から始められるところを受けたりしていた。
今回受けた会社は、休職していた事実を知った上で面接を受けられた初めてのところだった。これまでも決まりかけてダメだったところがいくつかあり、その時もかなり落ち込んだけど、今回のは特にきつい。この時点で仕事を決めることができなかったこともそうだけど、ここでまた、自分が何をしたいのか分からなくなってしまったことが。まだダメだったかどうか結果は出ていない。でも9割方ダメだと思う。それくらい最悪な雰囲気でおわった。

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帰りに公園でたまたまこれを見た。追い討ちをかけられたような気がして、少し笑った。でもこうしてブログを書く気になったあたり、絶望はしていないのかもしれない。
強い絶望感や喪失感などに襲われると、時間が止まっているように感じる。何もできなくなってしまう。全てが面倒になる。面接が終わってからほとんど声を出していない自分に気づいた。