弱くできない人間に冷たい世の中

会社を休職することになって３ヶ月半程になった。正直、金銭的にかなり厳しい。

親にだいぶ援助してもらっている。本来なら自分が親に仕送りをするような歳なのに、申し訳ない。

自分は有給や会社の好意で今も基本給だけもらっていて、まだ傷病手当金はもらっていない。復職の未来が想像できないため、ちょっとずるいかもしれないが、今後のために何かアルバイトをしようと思っていた。でも、体調不良で結局大してやれていない。

傷病手当金をもらうようになると、アルバイトができなくなる。バイトができるなら働けると判断されてしまうようだ。本来は働けない人のための手当てなのだから当たり前だけど、働いていた頃の給料の約2/3が支給額となるため、給料が低かった人にとってはそれだけでは生活ができない。社会的弱者には冷たい制度に感じてしまう。

協会けんぽに問い合わせてみたところ、どこかの企業に雇用されてお金を稼ぐのはダメだということだった。では、アフィリエイトなど個人で在宅でやるようなものどうなのかと聞いたら、言葉を濁された。治験は良いらしい。

自分は過去に50万借金して、アフィリエイトのコンサルティングを受けたことがある。というか、今も毎月リボ払いで払っている。じゃあアフィリエイトで稼げるのかというと、全然利益が出せていない。むしろマイナスになっている。自分の努力不足なところもあるが、詐欺的な感じだったと今は思う。

治験もやろうと思ったが、これはBMIの問題でダメだった。治験は大体の案件で健康な人を求めているので、自分のように太ってしまった人間は被験者の対象外となってしまう。

というわけで、傷病手当金をもらうようになった場合、自分で稼ぐ手段がない。
復職すれば金銭面の不安はなくなる。でも戻りたいと思えないから悩んでしまう。
早めに転職を決めるか、傷病手当金をもらいながらも、ゆっくり次の仕事を探せるような状況を作り出すしかないように思う。

ワンピースのウソップの、弱え仲間はいらねえんだろって言葉が頭に浮かんだ。